土の中と植物の関係は、人間の腸内環境と非常によく似ています。善玉菌の比率を増やすと悪玉菌の存在比率が低くなり、病気になりにくくなるからです。腸内の善玉菌には、例えば大腸で活躍する「ビフィズス菌」が居ます。OYK菌は、土の中のビフィズス菌となり得る菌です。
土の中で様々な微生物が活動した結果、団粒構造は出来上がり、作物の健やかな成長に貢献します。しかし、単一作物の連作・農薬と化学肥料を用いた慣行栽培により、田畑の微生物は減少し、悪玉菌の寡占状態へ固定化されました。当然、団粒構造も生産されなくなり、崩れてきます。この様にして、病害虫や連作障害がずっと発生する田畑は作られています。
OYK菌はその大きさと増殖スピード、有機物分解力により発酵現象のスターターとなり、田畑の微生物を活性化させます。その結果、悪玉菌の寡占状態を打破し、団粒構造を復活させ、作物の健康を取り戻すのです。
枯草菌・納豆菌の仲間で安全です
OYK菌は、Bacillus属という細菌の一種です。動物実験設備認定(GLP)検査機関により「飲んでも・傷口に入っても・皮膚につけても大丈夫」と、安全性にお墨付きを頂いております。散布機器・使用用途に応じて資材の選択が可能です。
力強い増殖力と分解力を持っています
OYK菌は、Bacillus属標準菌よりも菌体は4-10倍大きく、増殖速度は1万倍速いです。また、十数種類の酵素を分泌します。この力強さは、田畑における病原菌対策・団粒構造と堆肥化促進・ペットや畜舎の速やかな消臭に活かされています。
(*1):環境省 未承認の遺伝子組換えメダカの回収のお願いについて
(*2):南日本新聞 いないはずの人工交雑魚「クエタマ」が鹿児島湾で相次ぎ目撃 養殖場から逃げた? 生態系への影響危惧
Column
今こそ微生物を基礎から学ぼう
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